ローズ・ファミリー・ストア ~ハラル食材店がオープン予定~

高田馬場、さかえ通りにハラル食材店がオープンするようだ。

※ハラルとはムスリムが食用可能な食品のこと。

開店スケジュールは「5月10日までにはオープン」といった、アバウトな感じだったが、ひょっとしたらもう開いているかもしれない。

すでに設置されている看板には、英語、日本語、ビルマ語、ヒンディー語、ベンガル語、マレー/インドネシア語が。

各国出身のムスリムの人たちをターゲットととしたお店のはずだが、おそらくミャンマーの人の経営だと思われる(違っているかもしれません)。

この種のハラルショップ、近隣の新大久保あたりにも、このところいくつか新しいお店ができていて、自宅のキッチンもアジアンなaroyaroyとしては、非常に嬉しい。

開店したら、またリポートします!

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# by aroyaroy | 2010-05-08 01:29 | 高田馬場

近江牛 亀屋 ~惜しまれつつ、閉店~

たいへん残念なことに、目白通りの精肉店、亀屋さんが、まさかの閉店。

近ごろ、遠目に見て、明らかに道路まで行列ができていたりすることもあり、買うのをあきらめるほどの人気ぶりだったのに、悔やまれる。

ビーフカレーとコロッケ、もういちど食べておくんだった。
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# by aroyaroy | 2010-05-08 00:43 | 目白

やきとん みつぼ ~馬場駅ホームにまでとどろく熱気~

人気のやきとん屋。

そのむかし、呑み助の噂をきいて池袋店に行ったのがはじまり。

ジュンク堂の横を入って店前までいくと、席待ちの人が外まであふれて飲んでいる。満席だ。自分も外で飲みつつ、順番が来て、やっと中に案内される。

す、すごい。

お世辞にもきれいとは言えない(失礼!)店内には、肩寄せあうようにお客がぎゅーぎゅーに密集し、なにか得体の知れない熱気が渦巻いているではないか。

席について、ふと見回せば、目の前にいるひとり客の男が、ホッピー、刺し盛り(豚のホルモンの刺し身の盛り合わせ)、ポテトサラダで、淡々と飲んでいる。

し、しぶい。

生ビールとかではなく、ホッピー。そして、店でもっともハードコアな一品「刺し盛り」と、もっともどうでもいいような一品「ポテトサラダ」を組み合わせていることに、なにかある種のスタイリッシュさを感じ、いいな~と思った。

それが、第一印象。

そして、2008年夏に高田馬場店がオープン。

や、やばい。

通っちゃうよ。尿酸値かなり高くなってるのに(爆)。

得体の知れない熱気が渦巻くのは元祖池袋店と同じだが、穴ぐらっぽい池袋店と違って、馬場店はなんとも言えない開放感がある。

ちょうど今時分、温かくなってくると店の前面を全開放し、道に面した部分はテラス席のような感じになる。これがけっこう、いい感じ。

昨夜も行ってまいりました。

翌日からGW5連休の開放感も手伝ってか、店内完全満席。

生ビール、ホッピー、チューハイ、紅乙女。もちろん刺し盛りにポテトサラダ(笑)。串焼きはハツ、タン、ガツ、シロ、コブクロ、バラ…などなど。そして牛のハラミの刺身とか、牛のハート(心臓)ステーキ。おしんこや、生の蕪、枝豆も。うどのてんぷらなんてのもあったので、注文。最後は焼きそば。

2人だったけど、すこし注文しすぎて、飲みすぎる前に、食べすぎ。

刺し盛りとか、ハートステーキとか、ほかでは味わえないキラーメニューに誘われ、ついつい満腹に。

ハードコアって言えば、そうそう、「ブレイン刺し」ってのもメニューにありますね(笑)。今回は注文しなかったけれど。

店内のサウンドがすごい。客のしゃべり声と、テレビの音声と、高田馬場駅に発着する電車の音。これらが交じり合って、「ガーーー」っていう感じ。この騒音に負けじと、声高にしゃべっていると、酔いも相まって自然とテンションが上がってくる。

まだ少し寒いけれど、前面を全開放した店内、外気の流れ込む感じも、よい。

この店、高田馬場のホームから賑わいが見える。

帰宅しようと馬場のホームに降りると、やきとんの香りが…。

そりゃ寄っちゃいますよ。

やきとん「みつぼ」高田馬場店は、高田馬場駅戸山口をおりたら、右にはしる線路脇の通り。すこし早稲田口方向へ歩いたところ。

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# by aroyaroy | 2010-05-01 06:12 | 高田馬場

ミッチーナ ~東南アジアの深いところ~

高田馬場は、日本一ミャンマー料理店の多い街。

さらに、馬場にはミャンマーの地方料理であるシャン料理の店が2軒も存在している(たぶん日本全国でも馬場の2軒だけ)。

そして、同じくミャンマーの地方料理、カチン料理店も2軒ある(多分こっちも全国で馬場の2軒のみ)。

カチンとは、東は中国、西はインドにはさまれるミャンマー最北の州。多くの少数民族が暮らしているが、その多くはキリスト教徒。かと思えば、中国の雲南省にも近いためか、街では漢字の看板も多く見かける。料理に関する特徴といえば、全体的に唐辛子をきかせる傾向があることか。

そんなカチン州・州都の名をとったカチン料理店が「ミッチーナ」だ。

コンクリート打ちっぱなしの、らしくないビルの2階。

モヒンガーなどの定番ミャンマー料理にくわえ、もちろんメニューにはカチン料理が。

注文したのは、「アメーダーカチンチェ」(カチン風牛の煮物)と、カチン風炒飯。

アメーダーカチンチェは、牛のミンチ(というより、あられ状?)を魚っぽい味のする調味料とハーブ類で煮た(和えた?)ような料理。メニューには日本語で「煮物」とあるが、むしろタイの「ラープ」みたいな和えものに近い感じがした。味付けが濃厚なので、白い御飯にまぶして食べると美味かったろう。

カチン風炒飯は、一見フツーの中華料理店で出てくる炒飯のようだが、かなり唐辛子がきいていて辛い。

炒飯と一緒に出たスープは独特だった。具は里芋とほうれん草。スープには鶏や塩漬けにしたタケノコなどが使われていて、少し酸味もある。さらに、どこかでお茶のような風味もただよっている。塩気は少なく、全体的には淡く優しい、柔らかな味のするスープだが、味の構成自体は日本人の味覚センスと遠いところにあり、最初の一口はとまどう。が、慣れると優しい滋味。東南アジアの深いところ、というイメージだ。

注文しそこねたが、「豚のおっぱいの串焼き」などにもチャレンジしたい。スパイスがきいているらしく、ミャンマー山椒(?)が使われているらしい。中国の花椒みたいなものだろうか。

お店は去年の年末オープンしたばかりだそうだ。

高田馬場もう一軒のカチン料理店は、「マリカ」。こちらも近日リポート予定。

カチン料理の「ミッチーナ」は、早稲田通りを、明治通り交差点から早稲田大学方面へ200メートルほど歩いた左側。コンクリート打ちっぱなしビルの2階。

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# by aroyaroy | 2010-04-16 02:52 | 高田馬場

食徘徊コラム ~ローカルな名店・ジェネラルな名店・超越した名店~

「稲毛屋」の記事を書きながら、考えたこと。

名店には、三種類あるのではないか、と。

三種類とは、すなわち、

1.ローカルな名店

2.ジェネラルな名店

3.超越した名店

の三つ。

まず1。ローカルな名店とは。

読んで字のごとく、おもに所在地の近所の人々に愛され、店側も近所の人たちの舌と胃袋を念頭に、日々がんばっている、というタイプの名店。

たとえば、件の目白のうなぎ屋「稲毛屋」などは、この「ローカルな名店」に該当するんじゃないか。

そして2、ジェネラルな名店とは。

たとえば、目白のパティスリー「エーグル・ドゥース」は、2にあたるんじゃないか。

1と2、最大の違い。

それは、ジャーナリズムやメディアにさらされる頻度。

1は頻度が低い。

2は頻度が高い。

1は「知る人ぞ知る」という存在で充足している飲食店であり、2は客の舌だけでなくマスコミの批評なども常に意識した経営を行う飲食店、と表現してもいい。

とくに、例に挙させてもらった「エーグル・ドゥース」などは、日本全体のフランス菓子のレベルを代表するような店であり、お店としては、本場フランスの食通が食べても違和感のないクオリティを意識している、はずだ。

さらに、そういったショップ・アーティテュード(アロイアロイの造語)が、メディアを通じて僕ら食べ手にもきちんと伝わってきている。

こういう飲食店を、“ジェネラルな名店”、と呼ぼう。

1と2、どちらが優れている、という問題じゃない。

どちらが優れている、という問題じゃないけれど、メディアに流れる情報量の圧倒的な差異は、店の質に必ずフィードバックする。

まず、お客の質。

親の代から親しんできた店で店主とも顔見知りだし味も舌に馴染んでいるから利用する、という客。

一方。

よくネットやテレビなどで見かけ評判もよく流行っていて美味しいらしい、という理由で来店した客。

この二者、発するオーラは、まったく違う。

客が違えば、店のムードも変わり、店自体も変わる。

ところで。

本ブログ「食徘徊馬場目白」が注目しているのは、料理の質だけじゃない。

ハコ(店の雰囲気)と、ヒト(店員とお客)も、楽しみたい。

もちろん、料理が美味しいのは、とても嬉しいけれど、さらに、その店に滞在することで得られる独特の感覚を味わったり、店の人との会話や、他の客との会話や、もしくは誰とも会話がない感じとか、出会いがあったり、なかったり、そんなもろもろの状況下で料理の味はいくらでも変わって感じられ、そんなこんなで満腹になり、良きにつけ悪しきにつけ、すべての出来事からあるトータルな印象を得て店を出る、それらプロセスのすべてを愛でたい、と思っている。

だから、料理と店と客とメディアをめぐる社会学は重要。

メディアは恐ろしい。

たとえば近所に新しくオープンした店が気に入ってフツーに通っていたのに、テレビで紹介された途端、客が殺到し、つねに満席で利用できなくなってしまった、などの、劇的な影響がマスコミによってもたらされるケースはよく耳にする。

さらに、客が殺到しているうちはいいが、ブームが過ぎたら、メディア経由の客も常連客もともにいなくなって、店のやる気もなくなり味が落ち、客はまったく来なくなり、閉店。そんなケースだって、ありうる。

ただ、「名店」と呼べる店は、そうはならない。意思、というものがあるからだと思う。

たとえば、「ウチはローカルな名店として、立派に成り立っている、これ以上宣伝する必要はない。取材一切拒否」とか、「ウチはどこにでも通用するジェネラルな名店を目指す。そのためにはメディアで伝えたいことがあるが、媒体は選ばせてもらう」などなど。店の哲学といってもよい。

名店の経営者や料理人は、料理と、客と、立地と、商売的なことと、そこに自分のありかたをかけあわせて、独自のスタンスを導き出しているんだと思う。

いずれにせよ、すべての飲食店は、上記のようなもろもろについて悩み、格闘し、揉まれる。

そのなかに、それでも何年も名店として君臨し、時を経るごとにさらなる個性を輝かす飲食店がある。

そんな店を、3、「超越した名店」、と呼んでみたい。

メディアをふくめた目と舌に長年研磨され、それでも店の哲学と個性が揺らがない、いい店。

そんな、いい店は、1と2を超え、まさに3なのではないか。

僕、アロイアロイの見立てでは、「傘亭」「ラミティエ」「餃子荘ムロ」などが、超越した名店。

熟練した武道家のように、すごいのに力はぬけており、何気ない空気が漂っているのに、ブレない。

フツーに美味しく、楽しく、なごめる。

いかがだろうか。
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# by aroyaroy | 2010-04-14 05:55

稲毛屋 ~おいしいうなぎで気軽に一杯~

目白のうなぎ屋。

うなぎだけでなく、酒の肴が豊富で楽しく飲める。

本日も一杯。

瓶ビールに、鍛高譚のロック、そして泡盛の瑞泉のロックなど。

肴は、おしんこ、うざく、やきとり、肝焼き、玉子焼き。

ほかに柳川なんかも頼もうかと思ったけれど、ちょっと待て、カウンターにあったホワイトボードに目がいく。

釣りものだという、真子鰈の造り。

富山の白海老かき揚げ。

などなど、こだわりありげな魅惑の一品料理が。

けっきょく、お造りもかき揚げも、両方頼んじゃいました。

鰈は縁側つきだった。白海老もしゃりしゃりで美味なり。

そして、もちろんシメは、うな重。肝吸つき。

ここ、目白駅からはけっこう歩く。

いちばん近いのは椎名町駅。

いずれにせよ、わざわざ他からやってくる人は、あんまりいないみたいだ。

近所の家族がわいわい定食を食べていたり、近所の酒飲みがひとりで一杯やっていたり。

そんな風情も気楽でいい。

目白通り、聖母病院のある通りとの交差点ちかく。

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# by aroyaroy | 2010-04-11 02:20 | 目白

バインミー☆サンドイッチ ~ヴェトナム・コーヒー飲みたいっ!~

先日の利用以来、このお店にハマってしまった。

平日の日中も自宅いる家人などは、ひそかにバインミーランチを楽しんでいるようだ。

ところで、券売機にある「コーヒー」(100円)が気になって質問した。

「これはヴェトナム・コーヒーですか?」

「100円ではヴェトナム・コーヒーは出せませんよ」

ごもっともです。

飲めない、と思ったら、急に飲みたくなってきた、ヴェトナム・コーヒー。

ねっとりした練乳を大量投入したカップの上には、かわいらしいアルミのフィルター。こいつでポタポタ淹れた油っぽくて濃厚なコーヒー。最後の一滴がカップに落ちたら、スプーンでよーくかきまぜ、大量のクラッシュアイスが入ったグラスにざっと一気に移して冷却。

甘くて濃厚なカフェスアダー(アイスミルクコーヒー)が、飲みたい。

だいたいにおいてですね、本場のヴェトナム、ホーチミンあたりでヴェトナム・コーヒーを飲もうとすると、あまりいい場所が見当たらないのですよ。

屋台のコーヒー屋さんは、アイスコーヒー用に既に抽出したコーヒーをタンクに用意していたりするし。

カフェでは、ウェスタンスタイルのコーヒーが主流のよう。

正しきヴェトナムコーヒーの伝統を受け継いでいくのは、日本人かもしれない。なんて。

提案。

300円くらいで、出してみませんか?

ヴェトナム・コーヒー。
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# by aroyaroy | 2010-04-10 17:19 | 高田馬場

バインミー☆サンドイッチ ~すべて自家製の幸せなベトナム風味~

アジアの街を歩いているとき、パン類はまず食べない。

バミーやクイッティオ、フォーなどの麺類や、ひと皿飯の類など、土地の人たちが常日ごろ愛する食堂や屋台がひしめいているのに、ハンバーガーなんかのファーストフードや西洋料理で腹を満たしてしまうのは、ちょっともったいないからだ。

でも、ヴェトナム、カンボジア、ラオスのバゲットは別。

旧フランス植民地である上記エリアでは、柔らかめのバゲット風パンが美味い。

とくにヴェトナムでは、このバゲットのサンドイッチ、バインミー。

屋台などで注文すると、パンを炭火であぶってから具をはさんでくれたりする風情がたまらない。あぶった表面がカリカリでとても良い。

そんなバインミーの専門店が、高田馬場駅すぐの場所にオープンした。

先日、レバーペーストとヴェトナム風ハムのバインミーをテイクアウト(店先には簡単な椅子とテーブルがあるが、テイクアウトが中心)して、神田川の桜を見に行った。

面影橋から江戸川橋めざし、川沿いの遊歩道を流しながら、ひと齧り。

パンの表面のカリカリ感と、甘酸っぱいヴェトナム風漬け物(大根とにんじん)のパリパリ感が相まった歯ごたえがなんとも言えず楽しい。レバーペーストが濃厚。そこにナンプラーやパクチーなどの風味が複雑にからんできて、とても幸せなベトナム風味が口内で展開される。

ふと思いついて、近所のスーパーで安ワインのハーフボトルを購入。

これがヒジョーに合う。

桜とバインミー。

かなりミスマッチ(笑)。

だけど、歩きながら桜を見上げ、バインミーを齧り、赤ワインをクピリとやる、この開放感にハマった。

実はここ、バゲットが自家製。お店で焼いている。聞けばレバーペーストもハムも自家製。

「自家製にこだわっています」と言う、お店の女性がすこし得意げで微笑ましかった。きっと味には自信があるんだと思う。いや、本当に美味しいですよ!

バインミーは他に、牛焼肉、豚焼肉、鶏焼肉、海老とアボカドなどの種類がある。

店オリジナルの「天然酵母のもっちりパン」やクッキーなども美味しい。

こういう店ができると、本当に嬉しい。

余談だが、店名「バインミー☆サンドイッチ」の「☆」がイイと思った。一発で直感的にヴェトナムがイメージできるからね。

高田馬場駅早稲田口から早稲田通りをシチズンプラザ方向へ100メートルほどのマクドナルド手前を左折。路地を少し行ったところ。

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# by aroyaroy | 2010-04-07 04:11 | 高田馬場

プリックタイ ~非マイペンライな丁寧仕事が生み出す美味~

ちょっと、行きにくい場所にあるタイ料理店。

最寄は都電荒川線、学習院下駅。

地域のカテゴリーとしては、高田馬場か、目白か、迷ったが、馬場に入れた。

歩いてみると、高田馬場駅からも、目白駅からも、けっこうある。

しかし、わざわざ歩いて行っても惜しくない、美味しさがある。

先日、食べたもの。

鶏の空揚げのような料理(確か「鶏の胡椒炒め」みたいな料理名がついていた気がするが、スパイシーなから揚げのようだった)と、自家製のタイソーセージのネーム、ソムタム(未熟パパイヤのサラダ)、カオニャオ(もち米)、目玉焼きのせ鶏バジル炒めご飯、などなど。

それに、ビアシン、ビアチャン(タイビールの、シンハー・ビールと、チャーン・ビールのこと。タイの人は、このように呼ぶ)。

ネームは、ヤム(あえもの)にしてもいいし、焼いただけでもいい、とのことなので、焼いただけのにしてもらった。ネーム特有の発酵による酸味もしっかりあり、青唐辛子やピーナッツ、生野菜のつけあわせと食べると美味しい。

辛さは、全体に辛すぎず、かといって、手加減し過ぎず。

「辛さ控えめにしますか? それとも普通?」と訊かれ、「普通で」とリクエストしたソムタムだけが、ピリリと辛い。

盛りつけも丁寧。料理も丁寧。

おそらく、化学調味料など使わないようにしてるのでは?

全体的に、コントロールされている感じがする。

この規模のタイ料理店って、手癖で料理が作れてしまうようなタイ人の料理人さんがいて、それぞれ店によって、イマイチだったり、そこそこ美味しかったり、天才的だったり、いろいろなんだけれども、いずれにしても厳密にレシピなんかを決めているわけではないのが常で、たまに訪問すると、いきなりブレブレに味が変わってしまっていた、なんてことが往々にしてある。

もちろん統計的な裏づけなどがあるわけでなく、個人的なタイ料理店に対するイメージに過ぎないが。

マイペンライ精神、とでもいおうか。

マイペンライとは英語の Never mind のような意味のタイ語で、「気にしないで」とか「問題ない」ってことだが、根底には「細かいこと気にしてると疲れるし、まあまあ、アバウトで行こうよ」的なニュアンスがあって、南国的なおおらかさを感じてしまう。

ま、お客の立場からすると、あまりにマイペンライでは困ることもあったりするが。

しかし。

ここに限っては、そういうことがなさそう。

マイペンライではない味、とでも言おうか。

タイ料理店らしからぬ、仕事の丁寧さを感じる。

気になって、ホームページをチェックしてみれば、シェフはタイや日本以外にも、モルディブ、オーストラリア、バリ島で料理人としての経験があると書かれている。やはり、海外での経験が多いと、多少、その辺りの感覚が違ってくるのかもしれない。

もちろん、マイペンライなタイ料理店が、必ずしも悪いわけではないが。

とにかく、ここのお店は丁寧な仕事の美味しいタイ料理が食べられる、ということで、結論としては、かなりオススメです!

新目白通りと明治通りが交わる高戸橋交差点近くにある大正製薬本社の裏手。

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# by aroyaroy | 2009-10-29 01:39 | 高田馬場

ル・モンサンミシェル Le Mont St Michel (2) ~1階と2階の違い、かもしれない~

オープンしたばかりのフレンチ・クレープリー。

「ル・モンサンミシェル Le Mont St Michel ~フレンチクレープリーのトラディション&クリエイション~」で初訪問の好印象を熱烈に綴ったが、2回目の訪問で多少異なる印象を抱いた。

夜の20時ぐらいに訪問。

1階のカフェ的なフロアの、奥のほうの席に案内される(前回は2階だった)。

前回、紹介した創作ガレットシリーズから、赤身のマグロ+グレープフルーツ+バジルオイルのガレットを注文。

ここのメニューには、楽しいギミックがある。

創作ガレット、創作クレープ一品一品に対して、マリアージュを考え選ばれた飲み物が、赤ワイン、白ワイン、ロゼ、シードルなど、それぞれ提案してある。

上記ガレットにはロゼワインが合わせてあった。

こういうの、かなり好きだ。

もちろんセットで注文。

しかし、「ロゼを切らしているので、同じブランドの白でもいいか?」と言われる。

メニュー作者がジャストなマリアージュを考えてリストしているのだろうし、それに面白味を感じて注文しているのだから、ロゼを白に、というのはどうだろう。

「うーん」と唸っていたら、「お魚なので、白は合うと思います」と促され、言われるまま白を注文。

赤身のマグロは、身の3分の1くらいの部分にだけに火を入れた、ほとんど生の状態。グレープフルーツとの相性が面白い。ただ、鉄っぽい味わいのある生の赤身マグロには、ロゼ、もしくは、軽い赤のほうが合う。

その日は、雨も降る今年の10月にしては寒い日だった。

入り口が開け放してある。

「寒いです」とお店に伝えたが、閉めてくれない。

外の目白通りを消防車が何台も通った。さわがしい。

前菜に海の幸のサラダ、ワインやシードルをグラスで4杯、食事ガレット2品、デザートのクレープ2品、エスプレッソ2杯で、会計が1万円弱。

もうすこし、エレガントなサービスと環境で食事したかった。

1階と2階の違い、かもしれない。

前回は、レストラン的なスペースの2階に案内され、たいそう良い気分を味わった。

ほんとうに、良い気分だった。

連れを待つ間、ひとりのとき、気さくなフランス人男性と、日本人女性がお店に関する質問に答えてくれたり、他店の話題や世間話にも応じてくれて、気持ちがよかった。

注文を受けたり、料理の説明やサーブにもまったくストレスがなく、満足だった。

個人的な感想だが、カジュアルエリアとして位置づけられている1階の存在を、見直すべきだと思う。

今回、入り口を閉めてくれなかったのは(閉めることができなかったのは)、1階エントランスの構造上の問題が多少関係している。

構造うんぬんは置くとしても、入り口の概観が、ファーストフード的というか、お店の内容に比して、少々安っぽく思える。

コーヒー啜りながらノートパソコン、という客が入ってくる。

ディナータイムなのに。

お店も、そういう客を拒否しない。

その辺を、考え直すべきだと思う。

このお店を利用する人たちへのアドバイスとしては、食事ならば、絶対に2階をリクエストすべき。

あと、気になったのは、店内の音楽が80年代ヒットポップスであること。有線?

「中国酒家 貘」では楽しかったが、ここではどうか。

「ひさびさにスクリッティ・ポリッティ聴いた!」とか、喜んでみたけど、やはり合わない気がする。

でも、料理は良い!

基本的に大好きな店なので、また食べに行くのは間違いない。
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# by aroyaroy | 2009-10-24 23:12 | 目白