ミッチーナ ~東南アジアの深いところ~

高田馬場は、日本一ミャンマー料理店の多い街。

さらに、馬場にはミャンマーの地方料理であるシャン料理の店が2軒も存在している(たぶん日本全国でも馬場の2軒だけ)。

そして、同じくミャンマーの地方料理、カチン料理店も2軒ある(多分こっちも全国で馬場の2軒のみ)。

カチンとは、東は中国、西はインドにはさまれるミャンマー最北の州。多くの少数民族が暮らしているが、その多くはキリスト教徒。かと思えば、中国の雲南省にも近いためか、街では漢字の看板も多く見かける。料理に関する特徴といえば、全体的に唐辛子をきかせる傾向があることか。

そんなカチン州・州都の名をとったカチン料理店が「ミッチーナ」だ。

コンクリート打ちっぱなしの、らしくないビルの2階。

モヒンガーなどの定番ミャンマー料理にくわえ、もちろんメニューにはカチン料理が。

注文したのは、「アメーダーカチンチェ」(カチン風牛の煮物)と、カチン風炒飯。

アメーダーカチンチェは、牛のミンチ(というより、あられ状?)を魚っぽい味のする調味料とハーブ類で煮た(和えた?)ような料理。メニューには日本語で「煮物」とあるが、むしろタイの「ラープ」みたいな和えものに近い感じがした。味付けが濃厚なので、白い御飯にまぶして食べると美味かったろう。

カチン風炒飯は、一見フツーの中華料理店で出てくる炒飯のようだが、かなり唐辛子がきいていて辛い。

炒飯と一緒に出たスープは独特だった。具は里芋とほうれん草。スープには鶏や塩漬けにしたタケノコなどが使われていて、少し酸味もある。さらに、どこかでお茶のような風味もただよっている。塩気は少なく、全体的には淡く優しい、柔らかな味のするスープだが、味の構成自体は日本人の味覚センスと遠いところにあり、最初の一口はとまどう。が、慣れると優しい滋味。東南アジアの深いところ、というイメージだ。

注文しそこねたが、「豚のおっぱいの串焼き」などにもチャレンジしたい。スパイスがきいているらしく、ミャンマー山椒(?)が使われているらしい。中国の花椒みたいなものだろうか。

お店は去年の年末オープンしたばかりだそうだ。

高田馬場もう一軒のカチン料理店は、「マリカ」。こちらも近日リポート予定。

カチン料理の「ミッチーナ」は、早稲田通りを、明治通り交差点から早稲田大学方面へ200メートルほど歩いた左側。コンクリート打ちっぱなしビルの2階。

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by aroyaroy | 2010-04-16 02:52 | 高田馬場


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