ル・モンサンミシェル Le Mont St Michel (2) ~1階と2階の違い、かもしれない~

オープンしたばかりのフレンチ・クレープリー。

「ル・モンサンミシェル Le Mont St Michel ~フレンチクレープリーのトラディション&クリエイション~」で初訪問の好印象を熱烈に綴ったが、2回目の訪問で多少異なる印象を抱いた。

夜の20時ぐらいに訪問。

1階のカフェ的なフロアの、奥のほうの席に案内される(前回は2階だった)。

前回、紹介した創作ガレットシリーズから、赤身のマグロ+グレープフルーツ+バジルオイルのガレットを注文。

ここのメニューには、楽しいギミックがある。

創作ガレット、創作クレープ一品一品に対して、マリアージュを考え選ばれた飲み物が、赤ワイン、白ワイン、ロゼ、シードルなど、それぞれ提案してある。

上記ガレットにはロゼワインが合わせてあった。

こういうの、かなり好きだ。

もちろんセットで注文。

しかし、「ロゼを切らしているので、同じブランドの白でもいいか?」と言われる。

メニュー作者がジャストなマリアージュを考えてリストしているのだろうし、それに面白味を感じて注文しているのだから、ロゼを白に、というのはどうだろう。

「うーん」と唸っていたら、「お魚なので、白は合うと思います」と促され、言われるまま白を注文。

赤身のマグロは、身の3分の1くらいの部分にだけに火を入れた、ほとんど生の状態。グレープフルーツとの相性が面白い。ただ、鉄っぽい味わいのある生の赤身マグロには、ロゼ、もしくは、軽い赤のほうが合う。

その日は、雨も降る今年の10月にしては寒い日だった。

入り口が開け放してある。

「寒いです」とお店に伝えたが、閉めてくれない。

外の目白通りを消防車が何台も通った。さわがしい。

前菜に海の幸のサラダ、ワインやシードルをグラスで4杯、食事ガレット2品、デザートのクレープ2品、エスプレッソ2杯で、会計が1万円弱。

もうすこし、エレガントなサービスと環境で食事したかった。

1階と2階の違い、かもしれない。

前回は、レストラン的なスペースの2階に案内され、たいそう良い気分を味わった。

ほんとうに、良い気分だった。

連れを待つ間、ひとりのとき、気さくなフランス人男性と、日本人女性がお店に関する質問に答えてくれたり、他店の話題や世間話にも応じてくれて、気持ちがよかった。

注文を受けたり、料理の説明やサーブにもまったくストレスがなく、満足だった。

個人的な感想だが、カジュアルエリアとして位置づけられている1階の存在を、見直すべきだと思う。

今回、入り口を閉めてくれなかったのは(閉めることができなかったのは)、1階エントランスの構造上の問題が多少関係している。

構造うんぬんは置くとしても、入り口の概観が、ファーストフード的というか、お店の内容に比して、少々安っぽく思える。

コーヒー啜りながらノートパソコン、という客が入ってくる。

ディナータイムなのに。

お店も、そういう客を拒否しない。

その辺を、考え直すべきだと思う。

このお店を利用する人たちへのアドバイスとしては、食事ならば、絶対に2階をリクエストすべき。

あと、気になったのは、店内の音楽が80年代ヒットポップスであること。有線?

「中国酒家 貘」では楽しかったが、ここではどうか。

「ひさびさにスクリッティ・ポリッティ聴いた!」とか、喜んでみたけど、やはり合わない気がする。

でも、料理は良い!

基本的に大好きな店なので、また食べに行くのは間違いない。
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by aroyaroy | 2009-10-24 23:12 | 目白


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